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前川清との共演を目指し、個性派アイドルたちが大激突 2019年冬は『江夏甲子園』に大注目!
──ジャンルが異色でフェスに呼んでもらえない。自主でやっていて大きな会場を借りられない。コネがなくていつも同じ界隈でしかライブができない。
そんな悩みを持つ地下アイドルやインディーズバンド達が、超弩級メジャーアーティストとの邂逅を果たし、さらなるムーブメントを生み出していこう! というコンセプトで現在開催中の『江夏甲子園』。
元々は、2017年夏に「”千葉県鴨川市 前原海岸”で、思い出の地をもっと盛り上げたい!」という想いから立ち上がった『江夏フェス』。これまでに「つのだ☆ひろ」「研ナオコ」など、錚々たるアーティストが出演してきたこのイベントを手掛けるのは、令和に切り替わる瞬間にビートたけし命名の「ジュリアナの祟り」からの改名を行った「エナツの祟り」。
活動開始から4年間で1,200本ものライブを精力的に行い、そのライブ内容も『令和のバブルを呼び起こす!』のコンセプト通り、ジュリ扇を振り、パラパラを踊り、それでいて本格的なバンドスタイルでの演奏をしっかりと魅せる「エナツの祟り」。そんなハッピーかつ狂気を纏ったハイパーエンタメ集団が、さらなるムーブメントを作り出そうと開催しているのが、この『江夏甲子園』だ。
『江夏甲子園』というハチャメチャエンタメアイドルバトル
江夏甲子園は、11月から12月前半にかけて都内で予選が行われた後に、準決勝、決勝が行われ、1月8日9日に渋谷O-EASTで行われる『江夏フェス2020冬』への出演が決定する。しかも今回の『江夏フェス2020冬』に出演するビッグネームは、なんとあの“前川清”。
この前川清氏との共演をかけ、すでに決勝進出が決定しているのは、事前に行われた特別シード選抜大会で勝ち上がった「必○エモモモモ7(※ サイト都合で一部伏せ字)」と「ショートカット部」。この2組に続くライバルたちが、現在行われている予選で絞られていく。
11月18日『江夏甲子園 予選』見どころチェック
そんな『江夏甲子園』。すでに発表されている予選参加メンバーを見ても、まさに「個性派揃い」な面々がズラリ。しかも情報量がめちゃくちゃに多い。そこで、11月18日に行われる「江夏甲子園 予選」についての見どころを以下にまとめてみた。
出演陣が濃い!
まず、なんといっても興味を惹かれるのがその出演者の面子の濃さ! ライブ動画はおろかセトリすらアップすることが禁止されているアングラアイドルサークル「平成墓嵐」から、ハイレベルなダンスパフォーマンスで魅せる「小川楓」、フィットネス&パワー溢れるボーカル&ダンスの融合した「A.Lyssa」、ロック色の強いボーカルをはじめ、多岐にわたって芸能活動をする「斎藤れな」、広島から宇宙を目指すウルトラ楽曲派アイドル「君のヤミは全部僕が背負う。」、爽やかで切ない世界観を描く王道系アイドル「メニぱら」、そして現代を生きる少女が世界との“壁”を壊していくさまを歌舞伎町をモチーフに描き、ディープなサウンドと共に表現する「みんなのこどもちゃん」など、思わず「もうめちゃくちゃ!」と言いたくなるような、まさに《パフォーマンス界の異種格闘技戦》の様相を呈している。
この10年間のアイドルシーンを鑑みても、これほど多岐に富んだジャンルのパフォーマンスバトルはちょっと他に見たことがない。現存する大型フェスの器量ではフックアップしきれない、今面白いパフォーマー達の熱いバーリトゥード。これはもう必見としか言いようがない。
投票システムが動員票に寄らない
アイドルシーンでこれまで何度も見てきた投票バトルとは、今回は少し経路が違う点がある。それが「審査員が全く別のジャンルの人(今回は彫刻家:吉田孝弥氏)」ということと「エナツの祟りのファンクラブ会員たちが投票する」ということ。特に、エナツの祟りのファンクラブ会員(通称:タタラ-)は1人3ポイントを持っており、ここの票次第で結果は大きく変わっていく。
これまでのアイドルライブバトルでは「何人動員かけることが出来たか」「投票先をライバルからどう逃してきたか」の2点が最重要項目となっていたが、今回のバトルでは「初見のお客さんや、アイドルを殆ど知らない審査員をいかに魅了するか」が重要となっている。そういった意味でも、従来のアイドルライブバトルと比べて、よりパフォーマンスやアイデア、ライブの熱量に比重が傾く形になっており、各出演者のエンターテイメント性の高さが問われるシステムになっている。
「エナツの祟り」への媚びが評価される(こともある)
上記の投票システム以外にも、「エナツの祟りへの媚びが評価される」という点にも注目したい。なかばジョークのような項目なのだが、過去にはファンがステージに上って主催の江夏亜祐氏(エナツの祟り)に菓子折りを渡したり、ライブの曲目に「エナツの祟り」の曲を入れたりなどで媚びた人たちがいたとのこと。ただ、この「媚び方」もタタラ-(エナツの祟りFC会員)にウケる要素を秘めており、過去に「エナツの祟り」をカバーしたグループは、タタラ-評を一挙に集めて勝ち上がったこともあったらしい。一言で「媚び」とは言っても、タタラ-の心をいかに掌握するかも評価のポイントとしてかなり重要な要素をはらんでいる。
このユニークさやエンタメ性に満ち満ちた『江夏甲子園』は、まさに「令和のバブルを呼び起こす!」ような勢いの新しいムーブメントになるかもしれない。令和元年の年末は、『江夏甲子園』で「清」を目指して熱く盛り上がろう!
「江夏甲子園 予選」
日程:11/18(月)
開場:17:00 開演:18:00頃予定
会場:池袋CYBER
前売:¥2000+D 当日¥2500+D
出演:平成墓嵐/小川楓/A.Lyssa/メニぱら/みんなのこどもちゃん/斎藤れな/君のヤミは全部僕が背負う。
特別審査員:彫刻家・吉田孝弥 ほか
ゲスト:エナツの祟り
プロデューサー江夏の想い
ジュリアナの祟りとしてインディーズで3年半、メジャーになり約半年。4年間で計1200本近くのライブを行ってきた中で、様々なインディーズの面白いアーティストと知り合い、僕の第2の地元である鴨川市前原海岸で、観光協会の皆様の協力のもと始めたフェスです。
“江夏フェス”のポイントとして、ジャンルやランクの垣根を超えて互いの刺激となり、また参加いただくお客様にも新たな発見があるものになればと思っています。お目当てのグループだけでなく、全体を通して楽しんでいただけたら嬉しいです。
他のフェスにはないエンタメを満喫できる場所として大きく育てていきたいと思っています。
是非、皆様気軽にお越しください。
(江夏亜祐 from エナツの祟り)
江夏フェス2020冬
日程:2020/01/8(水),9(木)
開場:12:00 開演:12:30/終演21:30(予定)
会場:TSUTAYA O-EAST
<出演者>
1月8日(水)
エナツの祟り/Dire Wolf/鼠先輩/FES☆TIVE/最上川司/ Runny Noize/and more…!
1月9日(木)
彩冷える/エナツの祟り/ENDANGER/神宿/キノコホテル/Psycho le Cému/JESTIVAL/Jin-Machine/前川清/ゆるめるモ!/and more…!
また、『江夏甲子園』への出場はまだわずかに枠があり、現在受付中とのこと。
応募方法
タイトル:江夏甲子園出演希望
本文:
① グループ名(読み仮名)
② サイトまたはパフォーマンスがわかる動画のURL
③ 江夏亜祐への”おべんちゃら”
以上の3つを添えて enatsufes@shimizu-group.co.jp までお送りください。
「江夏甲子園」参加ルールの詳細などは担当者より折り返しご案内差し上げます。
スケジュールは現状ご応募頂いた方にお伝えしていますので、まずは、お気軽にご応募ください。
出場日程
<決勝>
12月27日(金) @新宿BLAZE
<準決勝>
12月9日、10日、11日ほか
四谷honey burstにて
<予選>
・11月〜12月前半 都内ライブハウスにて複数日開催
・12月24日 名古屋大会@今池GROW ※優勝者は決勝へ進出
エントリー後、具体的な日程をご返信しています。お気軽にご参加下さい。
参加条件
・2020年1月8日、9日に開催される江夏フェスに出演が決まった場合両日どの時間帯でも出演可能なこと
・決勝に出演可能なこと
・性別、年齢、ジャンル不問
審査方法
・動員数×1ポイント
・来場者による投票3ポイント(1pを3組へ)
・審査員による投票10ポイント(振り分け自由)
・タタラーによる投票3ポイント(振り分け自由、エナツの祟りFC会員)
※シード大会の審査方法は異なるルールで行いました
エントリー費
1グループにつき¥6000
機材費(バンドセット、ワイヤレスマイクレンタル代)として一律で頂戴しております
お支払いは参加される予選の当日、現金にてお支払い。領収書発行可。
(江夏甲子園出場者募集中!!!!)
江夏フェス 公式サイト https://tatari.tokyo/contents/topics/enatsufes
江夏フェス Twitter https://twitter.com/enatsufes
エナツの祟り 公式サイト https://tatari.tokyo/
エナツの祟り Twitter https://twitter.com/ayatra_wrs
本日の結果
1位 A.Lyssa
2位 みんなのこどもちゃん
3位 メニぱら1位にはオールジャンルらしいエンタメ要素満載のA.Lyssa
転換時間を押したため減点対象となりましたがそれでも圧倒的ポイント差で2位に食い込んだみんなのこどもちゃん
4位と僅差でしたがタタラー票多数獲得し勝ち抜けたメニぱら https://t.co/QUlKCfFHTX
— 江夏フェス2020冬@渋谷O-EAST 1月8日、9日開催 (@enatsufes) November 18, 2019
江夏甲子園予選。準決勝進出の3組は、1位A.Lyssa、2位みんなのこどもちゃん、3位メニぱらでした。平成墓嵐は1位のA.Lyssaと双璧をなすほど盛り上げるも無念の落選。最後は全員で「バブリー!」で締め。あまりにもジャンルレスかつハイレベルかつカオスすぎた江夏甲子園予選でした。 pic.twitter.com/EuWkAi3LpC
— チカカラ&地下アイドルまとめブログ fire (@tikaidolmatome) November 18, 2019


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