ラストアイドル追跡企画

アイドルの歴史に絶対はありえない-『ラストアイドル』第11回

劇的なセンター交代劇

私は運命論者ではない。
人の人生なんて、その時、その時の思いや判断でどうにでも変わるものだと思う。
ただ、本当に才能があって世の中に必要とされている人は、どんな道をたどっても世に出てくると信じている。
これは、運命とかそういうことではなく、今まで生きてきた中での経験則のようなものだ。

「ラストアイドル」第10回。今回は、ついにそのベールを脱いだセカンドユニットのお披露目から始まった。
一度は戦いに破れ、涙に暮れた彼女たちに与えられた名前は「Good Tears」。そして、オリジナル曲のタイトル「涙の仮面」。
彼女たちの合言葉は「涙」。流した涙の分、こらえた涙の分、強くなった彼女たちのパフォーマンスはまさに圧巻の一言だった。


ダンススキルでは、池松愛理が抜きん出ているかと思われたが、他のメンバーも遜色のないほどのキレを見せ、クオリティの高さが際立った。
なかでもセンターを務めた高橋真由は、今までアイドル活動の経験が無いとは思えないほどの存在感で、あらためてその可能性に惹きつけられた。
「ラストアイドル」のメンバーに選ばれた者たちと互角に戦えるライバルとして、今後の展開が面白くなりそうだ。

そして今回の対戦。
現れたのは、仙台を中心に活動しているアイドルユニット「パクスプエラ」のセンター、阿部菜々実
まだ15歳ながら、アイドル活動歴は長く、そのポテンシャルは高い。

そんな彼女が指名したのは、センター間島和奏
間島にとっては、3度目となる戦いだ。

先攻の阿部、曲は℃-uteの「悲しき雨降り」。
さすがに舞台慣れしている。この大一番で、まったく臆することなくノビノビとしたパフォーマンスを見せる。
見つめる間島の表情も、今日は幾分硬いように見える。


後攻の間島が選曲したのは、ももいろクローバーZ、「DNA狂詩曲」。
今回は、作戦を立てるというより、正面からぶつかっていっている印象。
まさに頂上決戦と銘打っても言いほどの見事な戦いだった。

この難しいジャッジを託されたのは、ミュージシャン、大森靖子。
彼女が名前を呼んだのは、阿部菜々実。

会場からは「おおおっ!」という声が上がり、審査員の大槻ケンヂが天を仰ぐ。
それほど衝撃的な瞬間だった。

審査員の大森がコメントしていたように、間島が最後までセンターを守り抜くと信じていた人は多かったと思う。
しかし、どんなに魅力的な人がそこに座っていようとも、アイドルの世界において絶対ということはありえない。

同じように、間島が「敗れた」という事実は、この先も絶対ということではない。
激戦を演じた二人が、これからどんな人生を歩むのか。
最終的に誰が勝ったのか。


それはのちの歴史が証明することになるのだ。

ラストアイドル 10月14日放送時暫定メンバー

■評価方法
 [アイドル性] [ルックス] [歌唱力] [キャラクター] [ダンススキル] [将来性] の6項目について5段階評価で判定。
※メンバーのパラメーターは毎週更新いたします。

1.阿部菜々実(あべ ななみ)

山形県出身。幼い頃からアイドル活動を始め、9歳で「パクスプエラ」の前身となるユニット「mImi(ミミ)」に加入。グループ活動の傍ら、2012年にはミュージカル「王様と私」で女優を、2013年には仙台コレクションでモデルも経験する。15歳 168cm。
《アイドル性:5 ルックス:4 歌唱力:4 キャラクター:3 ダンススキル:4 将来性:5》

2.吉崎綾(よしざき あや)

現在のところ、メンバー最年長の吉崎。母親がフィリピン人、父親が日本人のハーフで、自身も幼少期をフィリピンで過ごした。2016年に出演した高田引越センターのCMで話題となり、雑誌のグラビアをかざる。2017年には、元チェッカーズの鶴久政治プロデュースよるユニット「243と吉崎綾」としてCDデビューも果たしている。アイドルとしてのラストチャンスにどう挑むのか。21歳 150cm。
《アイドル性:3 ルックス:5 歌唱力:3 キャラクター:4 ダンススキル:3 将来性:3》

3.小澤愛実(おざわ あいみ)

神奈川県在住、中学2年生の最年少。アイドル活動は初めてというフレッシュさが魅力。絵を描くのが得意で、「神奈川県ビエンナーレ国際児童画展」という絵画展に入選したこともあり。第一回の放送では、挑戦者である王林から指名を受け、最初のバトルを繰り広げることになった。芸術性にあふれた彼女が、これからどのような魅力を見せてくれるのか楽しみである。14歳 160cm。
《アイドル性:4 ルックス:3 歌唱力:3 キャラクター:4 ダンススキル:2 将来性:5》

4.安田愛里(やすだ あいり)

サンミュージックに所属に所属し、女優として映画「クロノゲイザー時空の結び目」への出演経験がある他、NHK-Eテレ「テストの花道 ニューベンゼミ」にもレギュラー出演中。女優養成プロジェクトである「アクトレスインキュベーション」の5期メンバーとして舞台も経験している。抜群のルックスとスタイルの良さ、そして天然のキャラクターを武器に、アイドル界に戦いを挑む。18歳 163cm。
《アイドル性:4 ルックス:5 歌唱力:3 キャラクター:4 ダンススキル:3 将来性:3》

5.長月翠(ながつき みどり)

2015年から、前座限定アイドルユニット「オープニングシスターズ」の黒色担当メンバーとして活動する他、2016年には個人でグラビアDVDも出している。歌やダンスも経験済みだが、今回のユニットでどこまで実力を伸ばせるか。また、自らアイドル好きを公言しており、つりビットやGEMのファンだという。ヲタク心を持った彼女はどこまでファンの心をつかめるだろうか。17歳 151cm。
《アイドル性:5 ルックス:3 歌唱力:3 キャラクター:4 ダンススキル:4 将来性:4》

6.鈴木遥夏(すずき はるか)

千葉県出身。2017年、原宿にあるファッション&フードスペース「ソラド竹下通り」のイメージモデルコンテストで「ソラドガールズ5期生」に選ばれ、ファッション誌でモデルを経験。アイドルに憧れダンスレッスンなどを積んできたが、本格的な活動は今回が初めてとなる。14歳 161cm。
《アイドル性:4 ルックス:4 歌唱力:3 キャラクター:3 ダンススキル:4 将来性:5》

7.古賀哉子(こが やこ)

2012年、ミスセブンティーンコンテストのファイナリストに選ばれるも、グランプリには手が届かず(グランプリは広瀬すず)。現在は、地元・福岡の事務所「スパークル☆プロモーション」に所属し、ほっともっとのCMや、久留米市のプロモーションビデオなどに出演するなど、芸能活動を行っている。2016年には、過去に松雪泰子や田中麗奈を輩出している、月刊くるめ主催の「いちご姫コンテスト」でグランプリを獲得。空手の経験があり、自ら「負けず嫌い」と評する性格で、今後どんな活躍を見せてくれるか注目だ。19歳 159cm。
《アイドル性:4 ルックス:5 歌唱力:3 キャラクター:4 ダンススキル:4 将来性:4》

Good Tears(2ndユニット)

高橋真由(たかはし まゆ)

埼玉県春日部市出身。今年の3月に豊洲PITで開催れた「Popteen胸キュン祭」のオーディションステージで準グランプリを獲得。アイドル活動はしておらず、今回の「ラストアイドル」が初めての挑戦となる。陸上部所属で、特技はボクシングというスポーツ少女。14歳。
《アイドル性:4 ルックス:3 歌唱力:3 キャラクター:3 ダンススキル:3 将来性:4》

相澤瑠香(あいざわ るか)

宮城県出身、在住の相澤。2014年から2016年まで、仙台のローカルアイドル「sendai☆syrup」のメンバーとして活動していた。2016年末から開催された「女子高生ミスコン2016‐2017」では、北海道・東北地方予選ファイナリスト14名に残るなど、ルックスの良さもポイントが高い。クラッシックバレエの経験があり、そのパフォーマンスが期待される。18歳 164.4cm。
《アイドル性:4 ルックス:3 歌唱力:3 キャラクター:3 ダンススキル:4 将来性:3》

王林(おうりん)

青森のローカルアイドル「りんご娘」の第7期メンバー。グループではリーダーとして活動中。170cmのスラリとしたスタイルと、津軽弁を話すキャラクターのギャップが魅力。りんご娘は、全国のアイドルがアニメのカバー曲を歌い、そのパフォーマンスを競うコンテスト「愛踊祭」の昨年の覇者。19歳 170cm。
《アイドル性:4 ルックス:3 歌唱力:4 キャラクター:4 ダンススキル:4 将来性:3》

朝日花奈(あさひ かな)

中学時代からアイドル活動を始め、「スマイル学園 福岡校中等部」「メトロポリス」「少女交響曲 ~Girls Symphony~」、そして現在所属している「Tokyo Rockets」と4つのユニットを経験する。また、グラビアでも活躍しており、ソロDVDを発売する他、雑誌「ヤングアニマル」とDMM.yellの主催する「YAグラ姫2017」では、最終の8人に選ばれた実績を持つ。千葉県出身。20歳 155cm。
《アイドル性:4 ルックス:5 歌唱力:3 キャラクター:3 ダンススキル:3 将来性:3》

池松愛理(いけまつ あいり)

福岡県久留米市出身。2014年「いちご姫コンテスト」グランプリ。小学生の頃にヒップホップを習い始め、ダンスの腕を磨く。2015年12月「Rev. from DVL」に新メンバーとして加入。2017年3月にグループ解散。福岡の事務所、アクティブハカタに所属し、モデルなどの活動をしている。21歳 162cm。
《アイドル性:3 ルックス:3 歌唱力:3 キャラクター:2 ダンススキル:5 将来性:3》

10月14日放送分2ndユニット候補

間島和奏(まじま わかな)

初期メンバーでセンターに選ばれた間島。アイドルへの憧れは強く、2012年のavexアイドルオーディションでは最終審査に進み、2013年の「AKB48グループドラフト会議」でも最終選考に残った逸材だ。今まで、デビュー目前で夢に手が届かなかった分、今回のチャンスにかける意気込みは大きかったものの、阿部菜々実に敗れる。現在は、志新たに2ndユニットに挑戦することを表明。17歳 161cm。
《アイドル性:4 ルックス:4 歌唱力:4 キャラクター:3 ダンススキル:4 将来性:3》

滝口きらら(たきぐち きらら)

千葉県出身。田村淳プロデュースのアイドルユニット「KAGUYA」のメンバーとして、2016年4月にデビュー。アイドルユニット「drop」の滝口ひかりの妹として話題になる。2017年3月にKAGUYAを卒業し、現在はソロとして、ライブ、ラジオ、舞台などで活動している。17歳 155cm。
《アイドル性:4 ルックス:3 歌唱力:4 キャラクター:3 ダンススキル:3 将来性:5》

MISAKI

秋田県秋田市出身。地元のローカルアイドルユニット「pramo」「Aither」で活動後、2015年3月にアイドルラップユニット「ライムベリー」に加入。今年8月20日「ラストアイドル」挑戦のため、同ユニットを卒業した。9月15日に発表された「ミスiD2018」のファイナリストにも選ばれている。18歳。
《アイドル性:4 ルックス:3 歌唱力:3 キャラクター:3 ダンススキル:3 将来性:4》

山田まひろ(やまだ まひろ)

8歳からダンスを習い、ダンスユニットへの所属経験もあり。その分野は、ジャズやバレエから、ヒップホップ、タップダンスにまで及ぶ。第一回の放送では、わずか一週間という練習期間でフリを覚えなければならず四苦八苦するメンバーの中、抜群のパフォーマンスで実力の差を見せつけた。現在は、セカンドユニットに挑戦することを表明。18歳 165.5cm。
《アイドル性:4 ルックス:3 歌唱力:3 キャラクター:3 ダンススキル:5 将来性:3》

八剱咲羅(やつるぎ さくら)

千葉県木更津市出身。2013年に結成されたヤンキーアイドルユニット「C-Style」に中学生時代から参加。現在同ユニットの4代目総長を務める。「房総の月下美人アフター5のシンデレラ」のキャッチフレーズ通り、ヤンキーファッションの裏に美しい素顔が見え隠れする。19歳。
《アイドル性:3 ルックス:4 歌唱力:3 キャラクター:4 ダンススキル:3 将来性:3》

松本ももな(まつもと ももな)

神奈川県出身。小学5年生の頃より、ファッション雑誌「JSガール」の専属モデルとして人気を集める。同雑誌のモデルらで結成されたアイドルユニット「アモレカリーナ」のメンバーとしても活躍した。2016年、専属モデルとユニットを卒業している。
《アイドル性:4 ルックス:5 歌唱力:3 キャラクター:3 ダンススキル:2 将来性:5》

最後に

ここまで暫定メンバーのセンターとして力をつけてきた間島が敗れた。
放送後、彼女は自身のTwitterでセカンドユニットに挑戦するか否かの葛藤を吐露した。

AKBのドラフトで選から外れ、ラストアイドルでセンターの座を奪われた。おそらくは、他にも多くのオーディションにおいて、「選ばれない」という苦杯をなめてきたことだろう。まだ若い彼女が、その時々にどれほど悔しい思いをしてきたか。それは想像するに余りある。でもどうか恐れないでもらいたい。本当に今のアイドル界に必要な才能だとすれば、それは世に出ることになる。絶対にだ。
来週はいよいよ、暫定メンバーの最年長、吉崎綾に初の挑戦者が現れる。
今まで多くの戦いを目の当たりにしてきた彼女が一体どんなパフォーマンスを見せるのか。
回を追うごとに混沌としてきたこの戦いを、さらに注目して見届けて生きたい。

ラストアイドル放送予定日

ラストアイドル第11回目の放送は、10月21日(土) 24:41から。全国テレビ朝日系列で。










ラストアイドル次回予告動画

ラストアイドル関連リンク

ラストアイドル公式サイト https://last-idol.com/
テレビ朝日 ラストアイドルページ http://www.tv-asahi.co.jp/last-idol/
テレビ朝日公式YouTubeチャンネル https://www.youtube.com/user/tvasahi/featured

ラストアイドル公式ツイッター https://twitter.com/last_idol_pr
阿部菜々実 https://twitter.com/pax_nanami
吉崎綾 https://twitter.com/YOSHIZAKI_AYA
安田愛里 https://twitter.com/pyon_yasuda
長月翠 https://twitter.com/miffy00517
鈴木遥夏 https://twitter.com/haru_0362
古賀哉子 https://twitter.com/YK1227_

Good Tears 公式Twitter https://twitter.com/good_tears_pr
高橋真由 https://twitter.com/Good_tears_mayu
相澤瑠香 https://twitter.com/Good_tears_ruka
王林 https://twitter.com/Good_tears_orin
朝日花奈 https://twitter.com/Good_tears_kana
池松愛理 https://twitter.com/Good_tears_airi

間島和奏 https://twitter.com/mjmwkn
山田まひろ https://twitter.com/m_a_h_i_r_o1015
滝口きらら https://twitter.com/k_takiguti
MISAKI https://www.instagram.com/misaki603/
八剱咲羅 https://twitter.com/cs_sakura4649
松本ももな https://twitter.com/momonan_love

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プレヤード
おたぽる(サイゾー)や、ガジェット通信などへの寄稿を中心に活躍する、アイドル&美少女系ライター。 アイドルを追いかけてはや○○年。ここまで来たら生涯を捧げる覚悟です(^^; ameblo.jp/pleiad1002/
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コメント

    • たつお
    • 2017年 10月 20日

    阿部さんルックス5な気がします。
    安田さんが5なのを考えると、それよりは上か同等かと。
    阿部さん、168センチ9頭身で顔も可愛らしいですし。。。

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