謎のプログレメンズアイドル「milco(ミルコ)」
メンズ地下アイドルとの対バンを主に活動されているmilco(ミルコ)さん。路上ライブも精力的に行い、前衛的な楽曲と衣装、パフォーマンスで話題を集める現在人気急上昇中な彼に、近況や今後の活動目標などをお聞きした。
岡崎体育スタイルのパフォーマンス
――それではまず自己紹介をお願いいたします。
ミルコ はい。ミルコというアーティスト名で活動させていただいています、ミルコです。去年の11月頃から池袋で路上ライブを始め、今年の1月に『フェスボルタ』というイベントに出演させていただいてから色んなライブに呼んでいただけるようになりました。音楽のジャンルは打ち込みのような感じです。分かりやすくいうと岡崎体育さんみたいに打ち込んだオケに合わせて歌うというスタイルでパフォーマンスしています。
――イベントはどのようなものに出ることが多いんですか?
ミルコ 今一番多いのはボーイズネオンさんというメンズ地下アイドル界隈の方にお世話になっておりまして、色んなメンズアイドルさんの現場に一緒に出るという形でライブしています。
――先ほど路上ライブをなさっているとお話されていましたが、現在は路上ライブはあまりされていないのでしょうか?
ミルコ 色んなイベントに呼んでいただくことが多くなってからは路上ライブの比率を下げていたんですけど、やはり自分のルーツである路上ライブを大事にしたいなと思い、今年の7月から比率を半々ぐらいに戻してきています。
若い女の子はぽかーん(笑)
――メンズアイドルさんとの対バンを主に活動されておられるとのお話ですが、女性アイドルさんとの対バンも多いんですよね?
ミルコ 新宿ロフトさんのイベントだとぱいぱいでか美さんや生ハムと焼うどんの西井さん、ゆるめるモ!のしふぉんさんが所属しているアポカリップスさんという女性アイドルさんと対バンさせていただいたりすることが多くて、女性アイドルさんの現場に一人だけ男のミルコがいるというような状態でライブをしています。
――女性アイドルさんの中で唯一男性がライブに参加しているという形とのことですが、女性アイドルの男性ファンの方が心配する声などを聞いたことはありませんか?
ミルコ 最初は女性アイドルさんのライブに男性アイドルが急に出てくるっていうのはお客さんも抵抗があったようなんですが、現在は僕が女性アイドルさんの現場にいても嫌な想いはしないんだよねって言ってくれる優しいファンの方も多くて、今は僕にとっても大事なファンの方になりつつあります。ですから女性アイドルファンの男性の方への懸念などは今は全くなくなりました。
――現在ミルコさんは色んなイベント出られていますが、他のバンドさんや男性アイドルさんのライブと比べてご自身のライブの盛り上がり具合にはどのような印象を持たれていますか?
ミルコ 基本的に僕の音楽はダンスミュージックのような盛り上がる系の曲が多いので、場が静寂に包まれるようなことはあまりないですかね。新木場studio coastさんのイベントの時などは初日から結構女性のお客さんが盛り上がってくれたりとかして、ボーイズネオンさんの現場でも今はもう女性のお客さんもノッてくれるようになっています。最初は結構波があったんですけど今はもうみんな僕の歌を認知して歌ってくれたりもしてくれるんです。
――なるほど。コールを入れてくれたりということですか?
ミルコ そうですね。有り難いことに一緒に盛り上がってくれる感じになってきました。それは女性アイドルさんの現場でも同様になってきていて、男性のファンの方が僕の音楽を覚えてくれててノッてくれるということが多くなったので今は両方ともの現場で楽しくライブができています。ただ、ちょっと前にあったあるメンズアイドルさんのイベントの時は初見の方が多くて、年上の方は笑ってくれたんですけど若い女の子はぽかーんって顔をされてました(笑)。そういう状況では心が折れそうになってしまうので、負けないようなメンタルを作っているところです。
2019年の目標は、ONE OK ROCKさんとのお仕事
――楽曲提供もなさっておられると聞いたんですが?
ミルコ 先ほどお話したアポカリップスさんに所属している女性アイドルでゑりかとまりんというユニットがあるんですけど、そちらに一曲だけ提供させていただいています。この間ゑりかとまりんさんのライブにおうかがいさせていただいた時、僕が作った曲にミックスが入っていて、ファンの方も一体になって盛り上がって下さっていたので作曲した側からすると感無量でした。
――現在は事務所などには所属しておらずフリーとのことですが不安などありませんか?
ミルコ 不安は特にないですね。僕が行く現場は演者さんが事務所所属の方がほとんどなので話を聞くことがよくあるんですが、やっぱり事務所に入っていると大変なんだなって思わせられることが多いです(笑)。なのでフリーであることの方が逆に自由で自分の活動に制限がないので楽しくやれてますね。事務所に所属していたら多分路上ライブなどあまり歓迎されないと思うんですけど、フリーだったら色んなところで自由にパフォーマンやライブができるし、コンセプトも自分で決められるので大変満足しています。
――では最後に2018年、もしくはその先の目標などおうかがいしてもよろしいでしょうか?
ミルコ 年内に一度でいいのでメディアに出ることが今年の目標です。ワンマンライブもやれたらと考えています。来年以降の目標としてはONE OK ROCKさんが好きなのでお仕事のご縁をいただけたらと思っています。
インタビュー&文字起こし やまのキックン
milco Twitter https://twitter.com/mil_mil_milco
ONE OK ROCK 公式サイト http://www.oneokrock.com/jp/

ゲスト

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