インタビュー

「アイドルのせいなのか、おかげなのかわからないけど、人生変わりました」AKB48になるために東京大学に入った現役東大生アイドル東条なつめ 卒業を前に、過去のいじめや3つの所属したグループについて語る

「東大に入ったら夢だったAKB48に入れるかもしれない」現役東大生アイドルが追い求め続けた夢

「AKB48になるために、東京大学に入った」現役東大生の地下アイドル、東条なつめ。彼女は、在籍しているアイドルグループ”PUELLAE SOLEMNE”を、就職のため2月末で卒業する。その卒業を目前にして、彼女の方から「インタビューをお願いしたい」との連絡を受けた。なぜ彼女は東大まで行ってアイドルをしていたのか。また、過去のいじめやこれまでに所属した3つのアイドルグループなどについて詳しく話を聞いてみた。

いじめられて暗い日々を送っていた中高時代、AKB48が生きがいで憧れだった

──さっそくなんですが、今回はどうしてインタビューを申し込まれたんでしょうか……?
東条 えっと、私、今アイドルをしているんですけど、もう少しでやめてしまうんですね。その前にちょっとアイドルとしてバズりたいなと……オタクの人にたくさん見ていただきたいなと思いまして、お願いさせていただきました。
──東条さんのツイッターなどを見させていただいたんですけど、過去に何度かバズってらっしゃいますよね。
東条 そうですね、はい。
──その中のひとつがAKBのドラフトオーディションを受けて3次審査まで進んだけれど、残念ながら落ちてしまった時ですよね。それで、755でオーディションの審査員だった湯浅洋さんに「生きる意味が見いだせない」と送ったことが話題になっていましたね。
東条 ああよく見てくださってますね、そうです。

──この時っておいくつくらいでした?
東条 大学1年生の終わりで、19歳でした。
──その時に、「AKBに入るために東大に入った」と言ってらっしゃって。それについてまずお伺いしたいなと。
東条 えへへ、はい。
──AKBは、いつ頃好きになったんですか?
東条 確か中学2年生くらい、もう10年前ですね。同じ小学校だった小森美果ちゃんがAKB48に入ったって聞いて、興味本位で見始めたのがきっかけです。その時は結構いじめというか陰口を言われていたりして、友達もいないしやりたいこともないし、かなり暗い日々を送っていたんです。そんな時にAKB48を見始めて、自分とは正反対の可愛くてキラキラした女の子が、たくさんの人に愛されてたくさんの仲間たちと一生懸命努力している姿がまぶしすぎて、見ていくうちにどんどんはまっていきました。それがいつの間にか羨ましいな、こんな風になりたいなって憧れに変わっていきました。


(元AKB48 小森美果さん)

──なるほど。推しメンって誰だったんですか?
東条 うーんたくさんいるんですけど、特に松井玲奈ちゃんと市川美織ちゃんが好きでした。あとはやっぱりあっちゃん。


(元AKB48 前田敦子さん)

──そうなんですね。あと、今「いじめられていた」とおっしゃってたんですが、それはいつ頃の出来事?
東条 小学生の時もありましたね。そんなにひどいものではないんですけど、すれ違いに悪口を言われたり、やってもないことを先生に言われたり(笑)。当時もすごく暗くて、運動とかも苦手で、顔もブスだし、見ていてイライラされたんじゃないかな。そんな環境を変えたいのもあって、中学受験をして中高一貫校に入りました。
──中学受験をしたということは、けっこう学力は当時から高かったんですか?
東条 正直、そうですね。昔から勉強だけはできました(笑)。 
──環境を変えようとして入ったものの、そこでもいじめられてしまったと。
東条 はい、だから高校まではあまりいい思い出とかはないですね。AKB48を見ている時間だけが幸せでした。ずっとYoutubeで動画を見て、テレビもAKB48が出ている番組は全部録画して。握手会にも通って、当時は名古屋に住んでいたのでSKE48の公演にもよく行ってました。

──そうなんですね。生で見たりすると余計憧れが大きくなりしましたか?
東条 なりましたね。一回AKB48劇場にも公演を見に行ったこともあって、その時小森美果ちゃんが出ていて。同じ小学校の普通の女の子だったのに、こんなステージに立ってキラキラできるんだなって、余計私もこんな風になりたいなって思うようになりました。

このままじゃAKBに受からない……日本一の大学である東京大学へ入ったら、少しは目を引けるんじゃないかな

──そこから、大学生になってドラフトの3次審査へ進むまでオーディションは受けなかったんですか?
東条 いや、中学2年生の頃からずっと受けてました! でもずっと書類落ちでした……。今、大学の修士課程の2年生なんですけど、10年間くらい年齢制限引っかからない限りは受け続けてきたし、姉妹グループも全部受けていたから、2,30回くらいは受けたんじゃないかなあ。
──そうだったんですね。それで、このままじゃ受からないから【東大生】という武器を持って再チャレンジしようと思ったということでしょうか。
東条 はい。自分が可愛くないこともわかっていたから、何かプラスアルファがないと絶対に夢は叶わないって思いました。受からないまま高校2年生の終わりになって、そろそろ受験を考えなくてはいけなくなって、じゃあ何をしようかと考えて。昔から勉強だけはできたので、日本一の大学である東京大学へ入ったら、少しは目を引けるんじゃないかなと思ったんです。

──なるほど。もともと勉強は得意だったなら、そこまで東大に入るのに苦労はしませんでした?
東条 いえ、中学受験をして以来、勉強面で何も目標もなかったし、もともと勉強も嫌いだったので全く勉強していなかったんです。高校3年生にもなるのに、成績も下から数えて何番目とかで、東大に行きたいなんて言ったら笑われるような成績でした。でも「東大に入ったら夢だったAKB48に入れるかもしれない」と考えたら、急にスイッチが入ったかのように勉強し始めて、ご飯食べてる時間とかも単語帳眺めたり、1日10時間とかやる日もありました。人と関わりたくなかったので全部独学で、ずっと一人で勉強をしていましたね。そうしたら成績も面白いくらいに上がっていって、1年後、無事に東京大学へ合格することができました。

──今の時期ってやっぱり受験生は大変だと思うんですけど、高校3年生から受験勉強を始めて東大に合格した東条さんから、何かアドバイスとかありますか?
東条 えーなんだろう。やっぱりできるって信じることじゃないですかね。私もずっと自分の夢を想像しながらモチベーションを上げ続けていって、ずっと「私ならやれる!」って信じてひたすら勉強をしてました。世の中努力なんて報われないことだらけですけど、勉強に関してだけは絶対に努力は裏切らないので、頑張って欲しいですね。
──東大に受かった時ってどう思いましたか?
東条 嬉しいのはもちろんなんですけど「よかった~」っていう安心が大きかったです。やっぱり私なんかがAKB48のメンバーとして目を向けてもらえるようになるためには現役東大生じゃないと意味がないと思ったし、浪人したらもう若くないのに大切な1年を無駄にしてしまうし、ようやく私の夢への第一歩だなって思いました。

東大にまで入ったのにAKB48のオーディションに落ちた、もう生きる意味がわからない

──東大に受かって、AKB48のオーディションは受かるようになりましたか?
東条 いえ、東大生になってからも何回か書類で落ちていて。でも、大学1年生の終わりに受けたAKB48ドラフト会議のオーディションで初めて書類合格したんです。
──その次が面接ですよね、面接はどんな感じでしたか?
東条 まず、何人かで審査室に呼ばれて、一人ずつ自己PRをするんです。周りは若くてかわいい子だらけで、私の番になっても審査員は誰も私の方を見ないんです。でも、「東京大学1年生ですって言った瞬間みんなバッて顔あげて(笑)。「もしかしたらいけるかも?」と思ったら、なんと合格でした。
──そうなんですね。次が、三次のパフォーマンス審査ですよね。
東条 はい。それまですごいダイエットして、毎日歌とダンスを練習していました。そして当日になって、歌もダンスも審査員の方に私だけ褒めてもらって。「本当に夢が叶うかもしれない」と思ったんですけど、落ちてしまいました……。審査終了後当日に結果発表だったんですが、私の番号が呼ばれなかった瞬間は気を失いそうになりました。
──当日発表されるんですか? それはショックが大きいですね。
東条 はい。なんかすごい雨の日だったんですけど、終わったあと放心状態で道もわからなくて、全然駅にたどり着けなくて。途中、コンビニがあって、ずっとダイエットで我慢してた甘いもの食べて元気をつけようと思って、クリームワッフルを買ったんです。で、食べたら何の味もしなくて。砂を食べてるみたいでした。そこでもう雨か涙かわからなくなるくらい大泣きしました。もうどうやって帰ったのかも覚えてないんですけど、どうにか帰宅して、そこで、悔しさのあまり審査員をやってた方々に「東大にまで入ったのにAKB48のオーディションへ落ちた、もう生きる意味がわからない」みたいなメッセージを755で送って、化粧も落とさず寝ました。
──そのメッセージにが原因で「AKB48に入るために東大に入った子がいる」と話題になったわけですね。
東条 そうです。起きてツイッター開いたら、私の話題だらけでびっくりして。755での返信がオープンにされることも知らなかったし、私だと審査員の方にわかってもらえるよう適当に撮った顔写真をアイコンにしていたので、顔に関してもそれはもうめちゃくちゃに言われていました。

──AKB48のメンバ―になりたい気持ちを原動力にして東大にも入って、ついに夢が叶うかもしれないと期待したところで審査に落ちてしまって、しかもネットでも叩かれるってかなり辛かったと思うんですが……どうやって立ち直りましたか?
東条 「むしろここまで注目されたんだったらそれを逆手にとって、絶対にAKB48のメンバーになってやろう」と思いましたね。でも、そのあともオーディションには落ち続けて、結局年齢制限が来てしまって……。だけど、アイドルになる夢は追い続けていたので、いつの間にかちょっとずつ気にならなくなってきました。
──ネットで叩かれるのってすごくストレスが溜まりませんでしたか?
東条 ストレスはもちろんなんですけど、初めてこんなにも見知らぬ人たちからの悪意を受けたので、本当に辛かったです。「人生終わったな」って……「私、こんなにひどいことを言われるような人間なんだな……」って落ち込みました。
──言い方はあれなんですが、生命的に危ないような考えは浮かびませんでした?
東条 その時の気持ちは、あんまり覚えていないんです。あまりに真正面に受け止めてしまうと生きてられないかもしれないなということから、本能的に思考をストップさせているみたいな感覚でしたね。

「東大という学歴がありながらも就活60社全落ち」がネットニュースで話題に

──AKB48のオーディションに落ちてしまった後は、他にオーディションとか受けなかったんですか?
東条 受けまくってました。48グループはもちろんですが、他にも、もう数え切れないくらい。一番の夢はAKB48のメンバーでしたが、20歳を超え、年齢制限で受けられなくなってしまって。でも、やっぱりアイドルが好きだし、歌って踊ることが大好きだったから、他のグループのオーディションもたくさん受けました。でも案の定、大手のグループは全部落ちてしまって、もう年齢も年齢だし私でも入れそうなグループで地道にアイドルしようと思って、大学3年生の時に「リリカルシンフォニア」というグループでアイドル活動を始めました。

──憧れのアイドル活動はどうでしたか?
東条 歌って踊ることは大好きだったので、楽しかったは楽しかったんですけど、運営が本当に良くなかったです。楽曲は他のグループのものを使いまわしだし、衣裳も「用意する」と言ってたのに結局メンバー側で用意して、最終的に運営の人がライブにも来なくなって……ほとんどセルフ(プロデュース)みたいな活動をしていました。それはそれで楽しかったんですけど、運営は何もやらないくせにお金は全部持っていくし、人格も最悪だったんです。人気もなかったので「あいつはグループに必要ない」って裏で言われていたことをメンバーから伝えられたり、かなりの虚言癖で事務所だと言われていた場所が本当は誰でも使えるフリースペースだったり、挙げだしたらきりがありません。こんなところで苦しい思いまでしてアイドルをやりたくないと思って、半年くらいで脱退して、グループも解散しました。

──当時、思い出に残っている事件とかありますか?
東条 お披露目の日にメンバーが一人飛んだことです。全く連絡がつかなくなって、結局会場に来なくて。「初日からこれって大丈夫かな?」とすごく落ち込みましたし、悪い予感がしてたんですけど、見事当たりましたね(笑)。
──そのグループの後、キチョハナカンシャに入られてますよね? これはいつ頃入られたんですか?
東条 大学院の修士課程1年生の頃ですね。
──入ったきっかけはなんでしたか?
東条 全然オーディションにも受からないし、もうアイドルを諦めようと思っていて。でも、大学院にも入って、いよいよ学生生活も終わりだと考えたら、最後にアイドル活動をしたいなと思ったんです。だけど、アイドルを目指し続けて10年近く経ったのに理想のアイドルには全くなれなかったし、これ以上向いていないことを目指し続けるのも精神的にすごく辛かったので、ちゃんと就職して普通に生きていこうと思い始めていました。そんな時に「就活生のアイドルグループ」があるって聞いて、これは入るしかないぞと思って、オーディションを受けました。


(キチョハナカンシャ)

──キチョハナカンシャでは、ライブ活動はどれくらいしていたんですか?
東条 ほぼ、活動はなかったですね。あまり詳しくは言えないんですけど、メンバーも半分くらい社長から無理やり引き抜かれてきた子達で、全くやる気もなくて。最後くらい全力でアイドルをやりたかったのに思うように活動ができなくて、すごく辛かったです。
──この時に「東大という学歴がありながらも就活で60社受けて全部落ちた」ということがネットニュースで話題になっていましたね。すごくいろんなところで取り上げられていたと思うんですが、どう感じましたか?
東条 うーん、まあ、めちゃくちゃ叩かれたんですよ。主に記事に関係ない顔のことで。でもそういうのにはAKB48のこともあったから耐性もあったし、叩いているような人たちはどうせ私より低学歴で人間性もなってない寂しい人たちだし、あんまり気にならなかったです。何よりこのことで名前が売れて、フォロワーも増えたし嬉しかったです。

欲を言えば、AKB48の衣装を着てAKB48のメンバーとAKB劇場でAKB48の曲を歌って踊りたい

──なるほど。そのあと、さらに「PUELLAE SOLEMNE」というグループに入っていますよね。
東条 はい。もうこの時に「あと半年で就職というタイミングで、このままキチョハナカンシャに居ても何もできないけど、半年で辞める人間を入れてくれるようなアイドルグループもないしどうしよう……」って思っていて。そんな時、昔のグループで一緒だった子が、今やってるグループちょうど一人辞めるから、半年でいいから入りなよ!って声かけてくれて、それで期間限定で活動させてもらうことにしたんです。

──PUELLAE SOLEMNEの前身って「少女第九楽章-ガールズアンセム-」なんですよね。すごく曲も爽やかなロック調で良いものがたくさんあって。これを一気に覚えるのは大変じゃなかったですか?
東条 うーん、歌うのも踊るのも大好きだし、記憶力も割といい方だし、そんなに大変というよりは楽しくできました。
──大学とアイドル活動を両立するのはどうでしたか?
東条 大変は大変でしたけど、大学は自分である程度調整が効くので。バイトとかもやっていましたけど、それも自分で時間を調節できるので、無理なく両立できたと思います。むしろ中高生の子とかの方が大変だなあと思いますね。私自身は、まあ忙しいのは間違いないんですけど、充実しているなあと感じています。
──AKB48へ入るために東大に入って、名古屋から夢を持って出てきていろいろ頑張って、結局AKB48にはなれなかったけど、自分の満足いくだけアイドル活動ができたと。
東条 そうですね、今は本当に楽しいです。

──結局、就職するんですか?
東条 はい。内定先も決まっています。
──なるほど、そういうこともあって期間限定での活動なんですね。今はライブ活動の頻度も高いですよね。
東条 そうですね、週3回くらいライブしてます。川崎セルビアンナイトさんっていうところで週1回はライブさせてもらっていて、そこはホームみたいな感じですね。

──メンバーとの関係はどうですか?
東条 すごく居心地がいい関係です。普段からめちゃめちゃ遊ぶみたいな仲ではないんですけど、みんな基本根暗で雰囲気も似ているので、一緒にいて楽です。ファンの方も優しい人ばかりだし、一回も人間関係でストレスを抱えたことはないです。
──グループでの目標はありますか?
東条 売れたいです! メンバー全員これは言ってます。もう私はあと少しでいなくなってしまいますけど、みんな本当に優しいし努力家だし、ちゃんとパフォーマンスもできるし、もっと人気が出ていいんじゃないかなと思います。地上のメジャーアイドルは無理でも、いつか全員がアイドル活動だけで食べていけるようになってほしいなと思っています。

──ファンの方との間で困ったこととかってなにかありました?
東条 それが本当にないんです。いい人ばかりだし、必要以上に踏み込んでくる人もいないし。ただ、ファンの方と話すのも本当に楽しいんですけど、距離が近い分そっちがメインみたいになるのは少し悲しいです。もっとライブを見てほしいなって思います。
──ツイッターで、「推しでもないのに来てくれる人は嬉しいけど申し訳ないと感じてしまう」と言っていましたね。
東条 ええ、見てくださってありがとうございます(笑)そうですね、推しでもないのに、私なんかに1000円もいいのかなって思ってしまいます。すごく嬉しいんですけど。
──活動を通して、ストレスとか感じませんか?
東条 活動自体は本当に楽しいです。でも、思うようにできない自分にストレスを感じることはあります。なんでこんな可愛くないんだろう、歌えないんだろうとか、他のメンバーと比べてしまうことも多いです。
──そんな時はどうやってストレスを解消されてます?
東条 食べることですかね。本当によく食べます。あっ、この前2.5kgのカレーを20分で完食しました!
──あ、大食いチャレンジしてましたね!すごいですね、普段からあんなに食べるんですか?
東条 いや、さすがに太るので普段はセーブしてます(笑)。あれが初めての大食いチャレンジなんですけど、前からあんまりお腹いっぱいになったことがなくて。人より食べられる自信はあったから、自分の限界に挑戦したいと思っていたんです。

──すごく自己実現をされていますよね、大食いにしろ勉強にしろ。AKB48にはなれませんでしたけど、目標をきちんと達成されていて素晴らしいと思います。
東条 ありがとうございます。
──アイドルとして2月まで活動をしていくうえで、なにか目標はありますか?
東条 そうですね、目標というか夢なんですけど、最後にちょっとでもAKB48に関わりたいって思ってます。やっぱり中学生の頃からの、もう十年来くらいの夢なので。もう叶わない夢だから諦めようとは思っていますけど、このまま何もできないままではずっと後悔は消えないだろうなと思っていて。あの頃の自分のためにも、夢をちょっとでも叶えてあげたいです。欲を言えばAKB48の衣装を着て、AKB48のメンバーと、AKB劇場で、AKB48の曲を歌って踊りたいです。今、ダメ元でAKB48のメンバーさんたちにメッセージを送りまくってます(笑)。

──では、アイドルとしてではなく今後、人生としての目標はありますか?
東条 正直まだ何も見えてないです。ずっとアイドルを目標にしてきて、でも、もう諦めて就職っていう切り替えはまだ付いていないですね。でも、志望していたテレビ局に入ることができたので、そこでまたアイドルに関わってアイドル番組とか作れたらいいなとは思っています。まだ人生をかけた目標みたいなものには出会えていないです。
──学歴も手に入れてアイドル活動も充実していて、昔感じていたコンプレックスは無くなりましたか?
東条 いや、まだコンプレックスだらけです。アイドルとして人気もないし、顔も可愛くないし、この先仕事も上手く出来る自信もないし。でも、前ほどこういうコンプレックスに悩むことはなくなったかもしれないです。なんか疲れちゃって(笑)。
──東条さんにとってアイドルとはなんでしたか?
東条 うーーん夢というか、執念というか。なんかずっと目指し続けているうちによくわからなくなっちゃいました。憧れだったのが、だんだんアイドルにならなきゃ人生終わりだ、みたいな執念になってきてしまって。でも、今もアイドルが大好きなのは変わらないし、なんだろう、人生ですかね。アイドルは私の人生。アイドルのせいなのか、おかげなのかわからないけど、人生変わりましたもん。

──いつかAKB48になるために頑張ってきてよかったなって思える時はきそうですかね。
東条 それは、今も思っているかもしれません。ちょっと前まではアイドルを目指したせいで辛いことだらけで人生めちゃくちゃだって思っていましたけど、そういう大きな目標があったおかげで東大にも入れたし、歌もダンスも自分磨きも常に努力できていたし、たくさん出会いもあったし。その目標がなければ何もせずぼんやり過ごしていたと思いますし、アイドルのおかげで毎日精一杯生きられてよかったなと思っています。
──最後に、PUELLAE SOLEMNEの卒業ライブについて教えて下さい。
東条 はい、2月23日(日)に新宿ナインスパイスさんで主催ライブをする予定です。最初で最後の私が主役のライブなので、やりきりたいです。今まで会った人全員呼びたいです。できればAKB48のメンバーたちも(笑)。
──アイドルにハマったのをきっかけに、色々と経験を積み上げてちゃんと行動されていて、素晴らしい人生を過ごされてるなと思います。2月23日のライブにAKB48が出演してくれることをお祈りしています。本日はありがとうございました。
東条 ありがとうございました。

★インフォメーション★

2020年2月23日(日)
『PUELLAE SOLEMNE東条なつめ卒業&PARADISCIEL復活イベント』
時間:OPEN9:45 START10:00(予定)
料金:前売2000円/当日2500円(D別)
会場:新宿NINESPICE

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東条なつめ twitter https://twitter.com/kichohana_natsu
東条なつめ note https://note.com/nuts_loveme
PUELLAE SOLEMNE twitter https://twitter.com/puellaesolemne

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