アイドル連載企画

ネコプラゆりなのしくじり相談室 第2回 ゲスト:まか(元 Honey Squash)

ネコプラゆりなのしくじり相談室 第2回

自分らしく生きること。
周りに流されず、環境に負けず、自分を誇って生きること。
人から「あなたらしいね」と言われると、「自分」というものに輪郭が持てたような気がして、少し嬉しくなる。

私らしさって、なんだろう。

みなさんこんにちは!『ネコプラゆりなのしくじり相談室』、連載第2回目です。先月はお休みだったので少しお久しぶりですね。季節はもうすっかり春です。
アイドルは毎日が出会いと別れの日々なので感覚が麻痺していますが、春は特にそういうイベントが多いですよね…。世の中には「おめでとう」と心から言えない卒業があるのだと、アイドルになってから初めて知りました。

切ない季節です。夏頃にはみんなの傷が癒えていると信じたいです。
\フェスで沸こうな〜!/

人間、辛いことがあっても何度でも立ち上がれる。
今回のゲストは、数えきれない程の苦難を経験し、それでも自分の信念を曲げずに生きる元アイドルです。

まか「いろいろあったけど、今はすごく前向きな気持ちで。たくさんの失敗があったから今があると思ってるので。今日話せることは全部話して帰りたいです。」
ゆりな「とってもありがたいです。」
まか「あの、多分歳が近いと思うのでゆりなちゃんって呼んでもいいですか?」
ゆりな「え、嬉しいです!じゃあ私もまかちゃんって呼びますね!」

対談させていただいたのは元Honey Squash(以下ハニスカ)まか(当時の芸名:月野茉莉花)さん。先日Twitter上でこのコラムの対談相手を公募させていただいたところ、まかさんから立候補の連絡があり、今回の対談が実現しました!

まかさんは2017年6月6日に同グループを家庭の事情により活動辞退しており、現在は実家のある福岡でコンセプトカフェ『ほわいとりりぃ』のキャストさんとして働いています。今回はこの対談のために、はるばる東京まで来てくださりました!ありがとうございます!

約2時間の対談を通して受けたまかさんの印象は、とにかく真面目まっすぐで、不器用で、熱い。そんな“真面目な苦労人”まかさんのアイドル人生を、まずは語っていただきました。

踏み入れたアイドルの世界、そして上京。

もともと芸能の世界に関心があったまかさんは、高校生の頃からメイドやアイドルを経験。ユニドル(大学のコピーダンスサークルの大会)に出場したこともあるそうです。
まか「ユニドルにしかない青春ってありますよね。優勝っていう目標に向かってみんなで熱くなって。その分ぶつかることも多かったけど、ほんと青春でしたね笑」

アイドルの世界に魅せられた彼女は、その後地元を離れ上京することを決意します。

ゆりな福岡って結構アイドル都市ですよね。なんでまかちゃんは東京に行こうと思ったんですか?」
まか「それは…実は辛い事情があって。福岡の学校でちょっと事件があって、家の外に出れなくなっちゃったんです。その時泣きながら相談してた子に、『あなたはアイドルしてるときが一番楽しそうにしてたから、学校のこと一旦忘れてアイドルやったら?』って言われて、じゃあいっそ上京してやろうと。」
ゆりな「なかなかヘビーな上京の理由ですね…コラムではうまい感じにまとめておきます!」
まか「そのあと数えきれないくらい東京のアイドルオーディションを受けて、やっと合格したのがハニスカだったんです。」

こうしてまかさんは晴れてハニスカのメンバーに。しかし、上京したあとのアイドル生活も決して順風満帆ではありませんでした。

『この恋が私の居場所です』事件。

まか「メンバーだった子がファンの方と繋がって脱退しちゃったんです。すごい名言を残して消えちゃって。その事件の後からグループ内では“居場所”っていう単語が禁句になりました笑」
ゆりなその事件のまとめ、私も読みました。結構影響ありましたか?」
まか「1人がそういうことになると、グループ全体がそう見られるようになっちゃって。私はその炎上をうまく利用したいって思ってたんですけど、難しかったですね…」

アイドルのスキャンダルの影響って本当に恐ろしい程大きいものです。本人だけじゃなくて周りの人の人生も狂わせてしまう。リスク高すぎ、良いこと無しです。

まか「私だったら、本気で付き合いたい人ができたら絶対アイドルやめます。並行しては絶対できないです。私は目の前の1個のことしか考えられないので…。器用にやってる子たちが信じられないです。」
ゆりな「たしかに恋愛とかしてたらどっちかが疎かになっちゃいそう。でもそういうのって外からはなかなか気づけないですよね。」
まか「私も気づけないタイプなので、繋がりとかあるのが信じられなくて、昔他のアイドルさんにファンとの繋がり方を聞いたことがあります。
ゆりな「つながりかた」
まかなんでみんな繋がるのー?って、繋がる理由も方法も分からないから、めっちゃ聞きました笑」
ゆりな「純粋な好奇心ですね」
まかチェキに連絡先とか書くのかなって思ってたらそうじゃなくて…今ってファンの人がTwitterのプロフィールに『オタク連絡して^^』みたいな感じでLINEのID載せてる人多いじゃないですか。そこに直接連絡するって、わりと売れてた子が言ってて…なんかアイドル信用できないなって笑
ゆりな「最近の繋がり厨、意外とオープンなんですね!」

アイドルっていうか人を信じられなくなりそうです。メンバーの繋がり以外にも、苦労は絶えなかったとか。

まか「グループで個性を出すのが難しかったり、私だけ一人暮らしだったので生活苦を共感してくれる人が周りにいなかったのも辛かったです。」

苦しくても、夢を追いたい、アイドルでいたい。

東京での一人暮らしは結構大変です。稼がないと家賃が払えません…(切実)いつライブやレッスンが入ってもいいようにスケジュールを空けておかないといけないけど、そうなるとバイトができない。お金にも時間にも余裕が持てない生活のできあがりです。

まか「基本的に生活は安定しないですよね。ずっとバイト掛け持ちしてました。」
ゆりな「私も月のお給料数千円の頃とか、どうやって生きていけばいいんだろうって悩んで、病んでました笑
まか「余裕が無いからお洋服とかが買えない
ゆりな「分かります…!生きるので本当に精一杯。食べ物の差し入れとかが嬉しかったです。仕送りもないから大変だけど、夢を追ってるから仕方ないんだって自分に言い聞かせてました。」
まか「そう、しんどいけどアイドル選んだのは自分だから頑張らなきゃって。でも、周りになんでバイトなんかしてるの?って聞かれたりする度に、共感してくれる人がいたらなぁって思ってました。」
ゆりなめっちゃ分かる〜!(;;)

生活そのものも大変なのですが、それを相談できる人や同じ境遇の人がいないことの方が辛かったりするんですよね。孤独との戦い…友達欲しい…

ゆりな「でも売れるまでは我慢ですね。若い女の子が稼ぐ方法ってたくさんあるけど、私たちはアイドルだからそっちに行っちゃ駄目じゃないですか。」
まか「でもそういう仕事とアイドル、何が違うんだろうって思うことはあります。アイドルでも物販でのハグチェキとかめっちゃ濃厚な接触が普通になってるグループってたくさんあるし、手とか握って『◯◯くんのことめっちゃ好きだよ♡』みたいな…そういう対応がTwitterとかで“神対応”って言われてたりするんですよね」

ゆりな「確かに売れるためには対応大事ですけど、そっちにばっかり必死になっちゃうのも違うと思う…過剰な営業とか接触、私は好きじゃないです。そういうのがしたくてアイドルになったわけじゃないし」
まか「私、ファンの方への対応の正解がいつも分からなくて…。ステージに立ちたくてアイドルやってるのに、物販の時間の方が長いじゃないですか。
ゆりな物販での会話もアイドルの醍醐味ですからね。でも、活動の根っこにライブが大事っていうのがないと駄目だと思います。ライブこそ、そのグループを表すものだし、ライブがあるからファンの人と一体感を感じることができる。完全に物販メインになってしまうと、もうそれはアイドルじゃない気がします。

歌って踊るのがアイドルだけど、それだけじゃない。応援してくれるファンの方との絆を作りながら、一緒に成長していけるのがアイドル。だからアイドルにとっては、ライブもコミュニケーションもどっちも同じくらい大事なんだと思います。どっちにも正解は無いから、アイドルは難しいし、面白い。

まか「苦しいことたくさんあったけど、でもやっぱり私はアイドル以外の職業が考えられないです。」
ゆりな「ステージが好きなんですか?」
まか「実は私、歌もダンスも超苦手なんですよ笑 でもどうしてもアイドルやりたくて…バイトで食べてる間は本業がアイドルとは言えないですけど」
ゆりな本業かどうかはお給料が基準?
まか「私はそうです。だから、アイドルで食べていきたいです。職業:アイドルって言えるのが理想。本当にアイドルするためだけに東京に来たんです」

まかさんの『アイドルで食べていきたい』という言葉に、覚悟と熱さを感じました。そしてその熱は、福岡に戻った今でも冷めていません。

何度でもアイドルになりたいと思う理由

まか「それはきっと不完全燃焼だから。私の今の幸せはアイドルをやることで、アイドルで完全燃焼することが目標なんです。今までのグループでは、自分の良さを自分で引き出せなかったので、まだまだこんなもんじゃないって気持ちがあって全力出せてないので。アイドルで全力になりたいんです」
ゆりな「今はアイドル始める人も辞める人も多いから、アイドルそのもののハードルが下がってますよね。だから、メンバーもファンの人もその瞬間に全力になりにくいし、次があるって思っちゃう
まか「私はアイドルをやりきったら綺麗に消えたいです。これが最後だって言う気持ちで全力でぶつかりたいから

ゆりな今後はどうなりたいとか、ありますか?」
まか「正直、この先自分がどうなってるか分からないです。でもどんな生き方でも正解だなって未来の自分が思えるように…未来でよかったなって思えるように目の前にある今を大切に生きたいです。」
ゆりな「ほんとに真面目というかまっすぐですよね」
まか真面目すぎて思ったことはすぐ言っちゃうんです。相手にもどんどん言ってほしい。話し合いでぶつかるくらいが好きなんです。今やっているカフェの子たちはみんな同じ熱量で言ってくれるんですよね。」
ゆりな「思ったことを言えるのは良いことだし、生きる場所を見つけたって感じですね!」

彼女はどんな場所でもきっと真面目に活動できる人なんだろうな、と思いました。どんな職業に就こうとも、真面目にまっすぐに頑張れる人。でも今の彼女の生き甲斐はアイドルで、彼女の良さを最大限発揮できる場所も、アイドル。だから、何度でもアイドルという夢を追い続けられるのだと思いました。

自分らしく、生きる。

ゆりな「最後に、コラムに載せてほしい名言とかありますか?」
まか「えっ難しい…笑 私、やっと今の場所で自分らしさを出せるようになったんですよ。やっと可愛いものが好きって言えるようになって。こんな可愛い格好を逆に昔はしてなくて、今まで可愛いものとかピンクとかうさぎとか好きだったけど言えなくて…でもほんとは可愛い服がずっと着たかった。
自分らしく生きなきゃ、今日より若い日はないから。
やっとそう思えるようになりました。これ名言ですね!笑」
ゆりな今のすごい名言!
まかよかったよかった、締めれた〜笑

なかなか険しめの今回の対談が終わって気づいたのが、あれ、この人別にしくじってないぞ??ということでした…。
まかさん曰くいろんな選択をしくじったらしいのですが、飛び込んだ場所が自分に合ってるかどうかなんて、飛び込んでみるまで分からないものです。結果的に今の場所に辿り着けたということは、これまで彼女がまっすぐ突き進んで来た道は決して間違って無かったということなのでしょう。

最後に

アイドルはだけじゃない。歌とダンスだけじゃない。一瞬の輝きでも、人生をかけて生き様を見せるのが、アイドル。

どれだけ自分を持っているか、自分らしく生きることができるか。
生き方に正解が無いように、アイドルにも正解なんて無い。

王道でも邪道でも良い、とにかく自分らしく生きる。
そんなアイドルに、人は強く惹かれるのでしょう。

今回のゲスト まかさんTwitter:https://twitter.com/howalily_maka

ライタープロフィール

ゆりな(ネコプラ)/1995年11月11日生まれ(22歳)。宮城県仙台市出身。性格:超インドア派。苦手なもの:運動、生魚(寿司は平気)。好きなもの:漫画、お酒、アイドル。配信でチューハイ飲みがち。
早稲田大学商学部入学後、大学2年の頃にアイドルの世界を知る。ユニドルから始まり、その後地下アイドルに。2017年11月26日に新たに結成された『ネコプラ』の白担当として再デビュー。2018年5月9日(水)に新宿ReNYにてネコプラ初のワンマンライブ『NECOPLA BEGINS』の開催が決定している。チケットは特典会にて絶賛発売中。フォロワー全員に買って欲しい。

ネコプラ「アイドル甲子園SPRING FESTIVAL 2018《HOT甲子園ステージ》」

ネコプラ今後の主なスケジュール

ゆりなさん関連リンク

ネコプラ公式Twitter https://twitter.com/necoplastic
ゆりなTwitter https://twitter.com/yurinaNECOPLA
ゆりなSHOWROOM https://www.showroom-live.com/room/profile?room_id=159580

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#ネコプラ 地下アイドルまとめブログ&総合サイトさんにてコラム連載決定!『ネコプラゆりなのしくじり相談室』/みんなと一緒に駆け上がりたい 宮城県出身/2018.2.12第1回定期公演開催 /白担当/11月11日生まれ/書くのが好き/
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